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zoom RSS 太平洋戦記3のススメ

<<   作成日時 : 2016/03/06 23:56   >>

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ジェネラルサポート社(GS)さんが2012年より販売しているPCゲーム「太平洋戦記3」を今も諦めずプレイしております。途中何度かお休みしたりシナリオを断念したりしておりますが、その面白さは変わらず僕は飽きません。このままだと本当に10年遊べるゲームになるかもしれないと僕は思っておりまして、これからも精進していきたい気持ちに変わりはありません。

嬉しい事にこのゲームは今も進化を続けていて、たぶん今年中には新しいバージョンが発表され更新されることになります。買ってはみたもののそのまま積んでしまったりした人や、購入をためらっている人にはエールを贈りたい気持ちでいっぱいです。

このゲームについて僕なりのレヴューを何度か試みましたが、今回は購入や再チャレンジを検討している方々におさらいのような情報を提供してみます。お付き合い頂ければ幸いです。

@太平洋戦記3は太平洋戦争のSLG(シュミレーションゲーム)であること

そもそもこのゲームは海戦ゲームが出発だったと思いますが、パッケージの内容は海戦に限らず陸上戦闘に航空戦なども再現されており、大日本帝国の軍政運営まで守備範囲とする膨大な内容となっています。

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「艦これ」であれば司令官や提督という作戦実務に集中する立場でゲームをプレイできますが、太平洋戦記3はプレイヤーの立ち位置が全く異なります。艦船と航空機に陸上兵器を開発し、生産計画を組み上げたりしますが、それ以上に兵器の生産に欠かせない原料の調達と輸送まで運営するので凄まじい作業量となります。更に作戦を実行する為の準備として部隊の移動がもっとも作業量が多いという側面があります。

僕自身購入し実際にプレイするまでこのゲームを資源の輸送ゲームと思っていましたが、実はそうではありません。部隊の移動を適切に処理する戦略ゲームだと最近は認識しています。各部隊への命令処理がゲーム時間のほとんどを占め、中でも部隊移動が一番時間を使います。攻略作戦や守備任務などの準備を戦略だと考えれば納得できますが、これがわからないとこのゲームがよくわからないでしょう。ですから本格的な海戦SLGだとこのゲームを考えると誤解してしまいます。軍艦や海軍が主役ではありません。太平洋戦記3は“太平洋戦争のSLG”なのです。

A太平洋戦記3はキチンと仮想戦記です

当時の大日本帝国ではたぶん実用化できないであろう兵器が結構活躍出来ます。有名な局地戦闘機「震電」などがいい代表例です。この戦闘機はエンジンが後ろについたレシプロ機としてカッコイイので実戦配備されず惜しまれていますが、実のところ開発を進めてもどこまで活躍できたか非常に疑問です。

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エンジンは熱を持ちます。その熱を無視すると壊れてしまうのですが、航空機のレシプロエンジンはその対策として液体で冷やす液冷と空気で冷やす空冷という2つの方法で対応していました。空気で冷やす場合大量の空気を送らないと冷却が出来ないのですが、「震電」の場合十分な冷却が出来る構造か大変疑問なのです。それにプロペラの構造など期待していた速度を出せるか微妙だったりします。時速740kmとは当時の日本では未経験のスピード領域でして、急降下した「飛燕」戦闘機くらいしか思いつきません。ゼロ戦は強度不足で時速650km以上は空中分解してしまうしその他の戦闘機も似たようなものです。もちろん陸軍の戦闘機も同様で「飛燕」は例外的に頑丈な戦闘機でした。

でも太平洋戦記3では存分に活躍出来ます。あと、戦車や艦船でも実用化に疑問の兵器がキチンと登場し活躍できるようになっています。ソナーやレーダーなど故障せず実用化し性能を発揮しているので十分に仮想戦記の条件をクリアしています。少々誤解されているかもしれませんが、太平洋戦記3は史実の再現性を重視していますが決して史実に縛られている訳ではありません。ロマンを大切にしているのです。ですから艦隊戦もかなりの頻度で発生しますし、空母がいても戦艦同士の殴り合いはあります。仮想戦記は一時期荒唐無稽なトンデモ兵器で話題になりましたが、そのようなトンデモ兵器が登場(エディタ使用という例外はあるものの)しないと言うだけでロマン要素はふんだんに盛り込まれているので安心してください。

太平洋戦記3の価格やビジュアル効果とゲーム演出を見て「21世紀のゲームとは思えない」等批判はあるかもしれませんが、僕は魅力的なゲームだと思っています。今後も機会があればその魅力をお伝えしていくつもりです。

今回はここまで。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ユニットのパラメータが、実際のスペックから算定したものなのもリアリティの一つだと思います。

例えば、航空機だと速度は300km未満を1とし、+25kmで速度が1ずつ上がります。
火力だと、7.7mmで1、20mmで4という具合。
陸戦兵器の対部隊火力は口径。75mmは32、88mmは40、105mmは50、という具合。
これでちゃんとゲームバランス取れてるので、妙に説得力があります。
エディタで性能変更する時も、スペックが判ってるならデータ付けしやすいです。

史実でエンジン由来の不調で活躍できなかった機体は、ゲームだと発動機開発に時間をかければ解決するので有利です。
機体由来の欠陥は直らないので不憫(笑)。まあエディタで直せますが。時間をかければ直るという理屈で開発ポイントを上げると説得力が出ます。
うらマッハ
2016/03/07 21:45
うらマッハ 様

いつもコメント頂きありがとうございます。

>ユニットのパラメータが、実際のスペックから算定したものなのもリアリティの一つだと思います。

このようなリアリティが太平洋3にあることは知っていましたが具体的な計算方法を知らなかったのでとても勉強になりました。ありがとうございます。

太平洋3は仮想戦記としてそれらしいリアリティを提供してくれる貴重なゲームですよね。だから自分なりの妄想をある程度のリアリティで再現してくれる説得力を期待できます。

1式陸攻11型の防御力1は泣けてきますが、ゲームデザイナーの緻密な検証の結果ゆえの説得力なのかもしれません。
アクタ
2016/03/08 23:02

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