アクタの芥

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zoom RSS アメリカの弱体化?

<<   作成日時 : 2016/02/29 23:40   >>

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ブログネタに詰りまたもや雑談でお茶を濁します。いったい何度濁してきたか忘れてしまうくらい濁していますね。

近年、国際情勢は混沌としています。シリアの難民問題やウクライナ問題。それに中国の海洋進出と自称“イスラム国”による国際テロなど、かつて冷戦時代に経験した事のない難題が奔流のように人類を呑みこんでいます。これらの国際問題で登場してくるキーワードで“アメリカの弱体化”なるものがあります。アメリカの影響力の低下がこれらの問題を引き起こしているといった具合です。

本当にそうでしょうか?

GDP(国内総生産)のトップはアメリカですし、アメリカの年間軍事費(2014年)は6100億ドル(約70兆円)でぶっちぎりの1位です。ちなみに最近何かと話題の中国の軍事費は2100億ドル(約25兆円)で、日本は458億ドル(約5兆円)です。つまり世界の軍事費の3分の1はアメリカ軍の維持費だったりします。冷戦時代と違い現代のロシア軍の軍事費は845億ドル(約10兆円)とだいぶ縮小しているので、なんと世界第2位の軍事大国は中国でした。だから中国の“自信”は嘘ではないのです。

どうでしょう?今でもアメリカは圧倒的だと思いませんか。

国際情勢の安定という視点で考えれば1強他弱は正しい方向です。経済力と軍事力で圧倒的な実力を持つ国が存在しているから“安定”が得られるのです。古代ローマ帝国や漢帝国に、近年では大英帝国がその時代圧倒的だったから安定していたのでした。

では、不安定な時代とはなんでしょう?

これも歴史で考えれば勢力が均衡している状態か群雄割拠と言うことになります。第1次世界大戦と第2次世界大戦の根本的な原因は大英帝国の衰退です。経済力と軍事力の衰退が新興国の勢いを封じることが出来なかったのです。そのような歴史的視点で考えた場合、現代の覇権国アメリカは衰退しているのでしょうか?

僕は違うと思います。端的に結論を申せばアメリカの国力や影響力が低下しているのではなく、アメリカの世界への無関心のほうが深刻な問題ではないでしょうか?オバマ大統領は「世界の警察をやめる」と言っていますが、もともとアメリカはモンロー主義(孤立主義)の土壌をもった国です。世界中で「米帝!」と非難したら今のアメリカは“いじけて”しまうのかもしれません。

ちょっと穿った見方をしてしまうと、アメリカは金儲けが好きなお国柄ですから、もともと覇権国なんて責任を負いたくないのかもしれません。「世界の安定より金儲けを優先したい」そんな心情が見え隠れしています。その兆しがリーマンショックと僕は考えていますが。

現実問題として、今アメリカが世界に無関心になってしまうとかなり危険です。誕生まもないEUはグラグラですし、かつての共産主義国家や非民主国家は弱肉強食のルールで世界をかき回してしまうでしょう。それにテロ問題も深刻化します。山賊や海賊も世界各地で復活するかもしれません。これは笑い事ではなくリアルに危険な可能性です。

アメリカが弱体化しているなんて、メディアの情報を鵜呑みにしてしまうと何も見えなくなってしまうかもしれません。

ご用心ですね。

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